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高配当株のスクリーニングは自作DBでやる|条件を変えながら買い増しを判断する観察ログ【毎月更新】

公開日: 2026-08-31 / 執筆時点の情報です。

記載内容は運営者が実際に利用した実測データと公開情報に基づく個人の見解であり、特定の金融商品の勧誘・助言ではありません。

最終判断はご自身の責任でお願いします。

高配当株のスクリーニングは自作DBでやる|条件を変えながら買い増しを判断する観察ログ【毎月更新】

筆者は、高配当株の買い増しや追加銘柄を検討するために、全上場社を収録した自作データベースを使っています。この記事では、そのDBを実際にどう使って判断しているかと、毎月の検索記録を残していきます。

先に書いておくと、この使い方は完成形ではありません。どの条件で絞るのが自分に合うのか、いまも試行錯誤の途中です。だからこそ、試した条件と結果をこの記事に毎月残して、試行錯誤ごと記録にします。

なぜデータベースを自作したのか

理由はシンプルで、月1回の銘柄分析が手作業では限界だったからです。

以前は、気になる銘柄を月に10社ほど、四季報的な情報・会社のIR・利回りサイトを行き来しながら1社ずつ調べていました。時間がかかるうえ、情報源がバラバラなので「同じ物差しで比べる」ことができない。A社は利回りで選び、B社は増配で選び……と、その時々の気分で基準がブレていました。

そこで、全上場社の配当・業績データを1つのデータベースにまとめて、利回り・配当性向・増配年数・増配率・利益率など、好きな条件を組み合わせて一発で検索できるようにしました(作った経緯はこちら)。下調べはDBに任せて、筆者は絞り込まれた候補の最終確認だけをやる。それがこのDBの役割です。

DBは2段構えです。検索(スクリーニング)は全上場をカバーする分析用DBでかけて、そこで気になった銘柄を、保有管理用のDB(候補として登録した465社)に入れて詳細を確認していく流れにしています。

大事なのは「どう使うか」——筆者の使い方は3つ

条件を通過した銘柄数そのものに、大きな意味はありません。スクリーニングは候補を機械に出させて、人間の確認時間を「本当に見るべき銘柄」に集中させるための道具です。筆者の使い方は3つに分かれます。

使い方①:月に1回、条件を変えながら市場を検索する

月末に、そのとき気になっている軸で検索をかけます。利回りを軸にする月もあれば、増配率(5年・10年の年平均)で並べる月、利益率で絞る月もあります。条件は固定しません。同じDBを違う角度から切ることで、「いま市場のどこに、どんな会社が転がっているか」の土地勘を作ります。

使い方②:買い増しの検討は「減配しなかった会社」のリストから

実際にお金を入れる判断では、利回りの高さより配当を守り続けた実績を優先します。DBにはリーマン期(2008年)と直近10年の配当履歴が入っているので、2つの不況の両方で一度も減配しなかった247社を抜き出したリストをまず開き、保有業種との重なり(1業種10%までの自分ルール)を確認しながら候補を見ます。

利回りだけで検索しない理由も、DBの実測で持っています。利回り5%以上の銘柄は、81%が直近10年に減配を経験し、4件に1件は無配の年がありました。高い利回りは魅力ではなく、まず疑うべきシグナルです。高利回りは買う理由ではなく、調べ始めるきっかけ。

使い方③:最後は1社ずつ、理由まで読む

検索で気になった銘柄は保有管理用のDBに候補として登録し、減配履歴の中身(不況起因か・記念配当の剥落か)や、業種をディフェンシブと判定した根拠をDBの記録で読み、有価証券報告書まで遡って確認します。株式分割や決算期変更で数字が化けるケースを実際に何度も踏んだので、機械の数字を最後は人間が疑うのがルールです。

今月の検索例:全上場3,731社 → 83社(仮のスクリーニング)

参考として、2026年8月末に試した3条件の検索結果を載せます。これは試行錯誤中の仮の条件で、確定した選定基準ではありません。

絞り込み条件残った社数
全上場(自作の分析用DBに収録)3,731社
① 予想配当利回り 3.75%以上716社
② + 営業利益率 10%以上198社
③ + 配当性向 50%以下83社

3条件を全部満たすのは、全上場の2.2%にあたる83社。「利回りが高くて、本業でしっかり稼いでいて、無理なく配当を払えている」会社は、探せばいくらでもある世界ではない——ということが分かります。顔ぶれはサービス17社、不動産13社、情報・通信12社、機械6社など業種は幅広く、利回りレンジは3.75〜9.19%でした。

この83社は買い増し検討の入り口リストであって、ここから使い方②・③の確認に進みます。9%を超えるような極端な高利回りも混ざっているので、なおさら条件通過=買い、ではありません。

  • 予想配当利回りは2026年8月末時点の株価と会社予想配当から算出
  • 営業利益率10%以上=本業のもうけ率のフィルター。配当の原資が商売の強さに裏付けられているかを見ます
  • 配当性向50%以下=利益の半分以下で配当を払えている状態を「無理がない」の目安に

実際にどう買っているかは、毎月更新しているポートフォリオ公開ページで、保有している全銘柄を実数で記録しています。

検索の記録(毎月ここに追記します)

年月使った条件結果判断メモ
2026年8月末全上場3,731→ 利回り3.75%↑ → 利益率10%↑ → 性向50%↓716 → 198 → 83社記録開始(条件は試行錯誤中)。株価は8月末終値ベース

条件を変えた月は「何をどう変えたか・なぜか」をここに書き添えます。増配年数・増配率での検索も、試した月から記録していきます。

免責事項:本記事は情報提供および個人の記録を目的としており、特定の銘柄・投資・金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。記載の数値は筆者の自作データベースによる集計であり、正確性・完全性を保証しません。過去に減配しなかったことは将来を保証しません。投資にはリスクが伴います。実際の投資判断はご自身の責任のもと、必要に応じて専門家にご相談の上で行ってください。

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ゴリラ博士

ゴリラ博士

Gorilla LABO 運営者 / 自分の体とお金で試して検証する自己実験ブロガー

会社員。脂肪肝の指摘をきっかけに減量を、リベ大の動画をきっかけに資産形成を始め、2025年夏にGorilla LABOを開設。2022年6月の最高107kgから、2回のリバウンド(糖質制限で尿酸値上昇→医師の注意もあり自分の判断で食事を戻す / カロミル2,800kcal設定で5ヶ月約+7kg)を経て、現在は朝昼固定化+1日120〜130g程度のタンパク質で運用中。体重・体脂肪率は毎朝計測し、週1回まとめています(タニタ RD-912・2024年8月から)。2023年につみたてNISAで積立投資を始め、2024年からは新NISAを利用。長期の資産形成として、新NISA(月5万円)とiDeCo(月5,000円)で全世界株式のインデックス投信を積立中。自分の体とお金を実験台に、健康法や投資を実際に試し、その実測データ(体重・体組成・運用実績など)を数字で公開しているのが Gorilla LABO です。

※記事は筆者個人の体験と記録で、医療・投資の助言ではありません。本人の実体験・実測データと公的情報をもとに、AIで下書きを作成し、本人が事実確認・編集して公開しています(専門家の監修なし)。最終的な判断はご自身でお願いします(体調や治療のことは医師にご相談ください)。

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