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家計管理は投資の後でいい|投資を始めて気づいた「昇給額より投資の増加額が大きい」3年の体験

家計管理は投資の後でいい|投資を始めて気づいた「昇給額より投資の増加額が大きい」3年の体験

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「家計管理が続かない」「節約してから投資を始めようと思っているけれど、いつまでも始められない」——そんな人にこそ伝えたい話があります。

筆者は2023年に**月5万円の積立投資(オルカン・S&P500)**から始めて3年が経ちました。それまでマネーフォワードで「一応程度」の家計管理をしていたものの、ヌケモレだらけの中途半端な状態。「節約してから投資」と思いつつ、実際は何も変わらない3年を過ごしていたのです。

転機になったのは、投資を始めて2-3ヶ月後にオルカンが上がり続け、2,000円の値上がり通知を見たとき。「昇給額より投資の増加額の方が大きい」と気づいた瞬間、家計管理への向き合い方が180度変わりました。

本記事では、「投資→家計管理」という逆順のほうが続く理由と、3年間で実際に何が変わったかを、月20万円の生活費・5万円積立の具体例とともに書きます。

「家計管理を完璧にしてから投資」が続かなかった3年前の自分

3年前の筆者は、典型的な「準備派」でした。

  • 「投資はリスクがあるから、まず家計を整えてから」
  • 「節約して余剰資金を作ってから始めよう」
  • 「家計簿アプリは使ってるけど、レシート入力は続かない」

マネーフォワードME(無料版)を入れてはいたものの、未連携の口座や現金支出の入力漏れで実態は把握できていない状態。それでも「家計管理はやっている」と思い込んでいました。

問題は、家計管理それ自体を好きになれなかったことです。節約は努力の連続で、楽しさが見えにくい。だから続かない。続かないから資金が貯まらない。貯まらないから投資も始められない——この負のループに3年ハマっていました。

投資を始めて2-3ヶ月|「昇給額より投資の増加額が大きい」気づき

転機は単純なきっかけでした。

「もう調べても答えは出ない」と諦めて、月5万円の積立投資(オルカン中心) を始めたのが2023年。詳細は 新NISAの始め方完全ガイドSBI証券×三井住友ゴールドNLでクレカ積立する完全ガイド でも書いた通り、SBI証券×三井住友ゴールド(NL)でクレカ積立を設定して放置するだけです。

開始2-3ヶ月後、オルカンが右肩上がりで上がり、ある日 +2,000円の値上がり通知 が来ました。「たった2,000円か」と思った直後、別のことに気づいたのです。

昇給額より、投資の月次リターンの方が大きい

会社員として年1回の昇給で月数千円増える、というのが筆者の現実感覚でした。それに対して、投資は2-3ヶ月で1日に2,000円動く。1年で考えれば、投資のリターンが昇給1回分を軽く超えることになる。

この瞬間、家計管理への意識が決定的に変わりました。

家計管理に火がついた理由|「投資資金を作るスキル」への転換

それまでの筆者にとって、家計管理は節約という苦行でした。

しかし投資のリターンを見たあと、家計管理は別の意味を持つようになります。

家計管理 = 投資資金を増やすためのスキル

例えば月5万円積立を月7万円に増やせれば、年間24万円の追加投資。これがオルカンで20年複利を回せば数百万円単位の差になる。家計を1万円改善することが、20年後の数十万円につながると気づいた瞬間、家計管理は急に**「楽しいもの」**になりました。

これは 健康と資産は同じ仕組みで育つ でも書いた構造です。ダイエットが「我慢」から「データを見て改善する楽しさ」に変わるのと同じで、家計管理も**「目的」を変えるだけで継続性が劇的に変わる**のです。

マネーフォワード標準カテゴリを捨てて自分用家計簿を作った3年目

3年経った現在、筆者はマネーフォワード標準のカテゴリ分類を使っていません

理由はシンプルで、「食費・日用品・交際費」のような汎用カテゴリでは、自分が改善すべきポイントが見えないからです。代わりに自分用にカスタマイズした家計簿を作り、以下のような独自カテゴリで把握しています。

  • 固定費(家賃・通信費・サブスク・電気水道ガス)
  • 必須変動費(食費・日用品・医療費)
  • 健康投資(プロテイン・サプリ・ジム)
  • 余暇投資(書籍・趣味・旅行)
  • 投資(積立)
  • その他

このカテゴリ分けで「健康投資と余暇投資は削らない/固定費を徹底見直し/必須変動費は中程度の最適化」という戦略が明確になります。

筆者の一人暮らし期の数字:

  • 生活費:月20万円前後
  • 積立投資:月5万円
  • 合計:月25万円ベース

ここから「固定費の通信費を月3,000円カット → 積立を月5.3万円に増額」のような微調整を年に数回行うのが現在のリズムです。マネーフォワードME(無料版)でデータを取り、自分のテンプレートに月1回転記しています。

金融庁の調査でも、家計の金融資産保有額の中央値は約100万円・平均は約1,200万円と大きな差があり、その差は「資産形成のスタート時期」と「継続できる仕組み」で生まれているとされています(金融庁 つみたてNISA・iDeCo推進)。

家計管理 → 投資、投資 → 家計管理、どちらでもいい

ここまでの話で誤解してほしくないのは、「投資から始めるのが絶対的に正しい」とは言っていない ことです。

筆者の主張はシンプルで:

  • 自分が興味を持てる方から始めるのが、続く秘訣
  • 家計管理から浮かせたお金を投資に回すのでも、投資をきっかけに家計管理を本気で始めるのでも、どちらも正解
  • 本当の失敗は「順番を間違えること」ではなく「始めないこと」

筆者の場合は「家計管理が苦手で続かない自分」を自覚していたから、投資から入った。逆に「数字を見るのが好きで、エクセルで家計簿を作るのが楽しい人」なら、家計管理から入る方が継続できるかもしれません。

ダイエットが続かない本当の理由は意志力じゃない でも書いた通り、人の継続は**「正しい順序」より「自分の興味の入口」**に依存します。

まとめ|投資が「家計管理のモチベーション」になる現実

最後に整理します。

  • 「家計管理を完璧にしてから投資」は、家計管理が苦手な人には続かないルート
  • 投資を月5万円から始めると、2-3ヶ月で「昇給より投資のリターンが大きい」と気づける
  • その気づきが、家計管理を「苦行」から「投資資金を作るスキル」に変える
  • マネーフォワード標準カテゴリではなく、自分用カスタム家計簿にすると改善点が見える
  • 家計管理 → 投資、投資 → 家計管理、**順番より「始めること」**が最優先

「家計管理ができてから」「節約できてから」と止まっている人は、いっそ月5,000円でいいから先に積立投資を始めてみる。投資のリターンが昇給を超えた瞬間に、家計管理は勝手に始まります。

筆者と同じく SBI証券×三井住友ゴールドNLでクレカ積立 を入口にすれば、設定後はほぼ放置で月1%還元 + オルカンのリターンが毎月積み上がります。最初の一歩としてはこれ以上シンプルな選択肢はありません。

「複利」は投資だけではなく、家計と健康にも効きます。詳しくは 複利の設計図 も参考にしてください。

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📊 筆者が3年使う家計可視化アプリ

マネーフォワード ME

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筆者は無料版で必要十分。連携できる口座が多いほど精度が上がるので、まずは銀行・証券・クレカを全て紐付けるのが第一歩。

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免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。実際の投資判断はご自身の責任のもと、必要に応じて専門家にご相談の上で行ってください。


参考資料

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— ゴリラ博士 / Gorilla LABO

ゴリラ博士

ゴリラ博士

Gorilla LABO 運営者 / 健康×資産の研究者

会社員(インフラ関係)。脂肪肝の治療をきっかけに健康と資産形成の重要性に気づき、2025年夏にGorilla LABOを開設。107kg→96kg・3年半・2回のリバウンド経験(糖質制限で尿酸値上昇→医師の痛風警告で食事戻し / カロミル2,800kcal設定で5ヶ月+8kg)を経て、現在は朝昼固定化+体重×1.5〜2gのタンパク質+毎日体重測定で安定運用中。3年前から個人で新NISA・iDeCo月5万円積立。脳科学・行動経済学をベースに「壊れない習慣」を設計・発信。

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