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筆者の実践ログ(この記事の前提)
- 2023年頃から新NISA・iDeCoでオルカン(全世界株式)を月5万円積立中(3年目)
- 経済ニュースは自分からは追わない。たまに目に入ったものを確認する程度
- 短期のニュースで積立設定は変えないのがルール
- 公開しないもの:資産総額・口座残高/公開するもの:判断・心理・ルール
※本記事は一人の会社員の記録であり、特定の投資・金融商品を推奨するものではありません。
「経済ニュースは毎日チェックすべき」とよく言われます。でも投資3年目になった私の正直な結論は、逆です。
自分からは追いません。 たまに目に入ったニュースを確認するくらいで、円安・金利・暴落のニュースを見ても、積立の設定は変えない。この記事では「なぜ追わないのか」「最低限どう付き合っているのか」を、新NISA・オルカン運用の実体験で書きます。一般的な「ニュースを読もう」という記事とは逆の立場です。
なぜ経済ニュースを「自分からは追わない」のか
投資を始めた当初は、私もニュースを気にしていました。でも3年続けてたどり着いたのは、「短期ニュースは、長期のインデックス積立にはほとんど関係ない」という実感です。
理由は3つあります。
理由①:ニュースで積立を変えると、たいてい裏目に出る
「米国が利上げ」「円安が止まらない」——こうしたニュースを見ると、つい「今月は積立を止めようか」と考えたくなります。でも私のオルカンは、そういうニュースの渦中でも淡々と積み立てた結果、約3年で評価損益率 +28%(金額は非公開)になりました。ニュースに反応して止めていたら、この積み上がりはなかったはずです。
理由②:見るべきニュースと、ただの雑音の区別が難しい
経済ニュースの多くは「今日は上がった/下がった」の実況です。長期投資家にとっては、その大半が意思決定に影響しない雑音でした。区別する労力をかけるより、最初から距離を置く方が、自分には合っていました。
理由③:追うほど、不安と売却衝動が増える
これは体感ですが、ニュースを熱心に見るほど「下がるかも」「今のうちに利確したい」という気持ちが強くなります。情報を減らした方が、むしろ冷静に積立を続けられる。私の弱点(高配当株が上がると売りたくなる)を抑えるためにも、情報との距離は意識しています。
これが投資の入口です。「勉強しなければ」という義務感よりも、「気になる」という好奇心の方が、圧倒的に長続きします。
| 経済ニュース | 投資への関心のきっかけ |
|---|---|
| セブン&アイが好決算を発表 | 「コンビニの株って買えるのかな?」 |
| Appleの新型iPhone販売好調 | 「Appleの株価、今どのくらい?」 |
| 円安が進んでいる | 「外貨建て資産は今お得なの?」 |
| 日銀が金利を引き上げ | 「住宅ローンや預金金利はどうなる?」 |
このように、経済ニュースは**「自分ごと」として投資を考えるきっかけ**を自然に与えてくれます。難しい本を読む前に、まずニュースを眺めるだけで十分です。
ただし「完全に無視」でもない|私の最低限の付き合い方
「追わない」と言っても、世の中の流れを完全にシャットアウトしているわけではありません。たまに目に入ったニュースは確認しますし、最低限の付き合い方は決めています。大事なのは、ニュースに振り回されて行動(積立・売買)を変えないことです。
見るもの:制度の変更だけは押さえる
短期の値動きは見ませんが、NISAの制度改正・税制の変更のような「ルールが変わる話」だけは確認します。これは値動きと違って、自分の積立の枠組みに直接関わるからです。
見ないもの:日々の株価・為替の煽り記事
「日経平均◯◯円下落」「円安止まらず」のような実況・煽り系は、見ても積立を変えないので基本スルーします。見ると不安になるだけで、行動は変わらない——なら最初から見ない方が合理的、というのが私の結論です。
ルール:ニュースで積立設定は変えない
これが一番大事なルールです。どんなニュースが来ても、月◯万円のオルカン積立はそのまま。暴落のニュースでも、積立日を遅らせたり金額を下げたりしません。この「何があっても淡々と続ける」という一点が、3年で+28%という結果につながったと考えています。
(参考)これから始める人が、もし相場感覚をつけたいなら
「とはいえ全く知らないのも不安」という人向けに、負担の少ない付き合い方も挙げておきます。私自身は今はやっていませんが、始めたての頃に役立った方法です。
● 気になったニュースをメモする
「なぜ株価が上がったのか?」「円安が進んだ原因は?」——気になったことをメモしておき、後で調べる習慣をつけると、経済への理解が加速します。専用のノートアプリを使うと続けやすいです。
まとめ:ニュースを追うより、積立を止めないことの方が大事だった
3年やってみた私の結論はシンプルです。
- 経済ニュースは自分からは追わない(たまに目に入ったら見る程度)
- 見るのは「制度の変更」だけ。日々の値動き・煽り記事はスルー
- どんなニュースが来ても、積立設定は変えない
- ニュースに反応せず淡々と続けた結果が、オルカン約3年で +28%(金額は非公開)
「経済ニュースを毎日チェックすべき」という一般論とは逆の立場ですが、情報を減らした方が、不安に振り回されず積立を続けられる——これが私にとっての答えでした。ニュースを追う労力は、むしろ「何があっても積立を止めない仕組み」を作ることに使った方が、結果につながりやすいと感じています。
具体的な始め方は 新NISA・iDeCoを始めた31歳会社員の実体験 に、暴落時に売らないための考え方は SBI証券×三井住友ゴールドNL 判断ガイド にまとめています。
初心者が経済ニュースを読む際の注意点
経済ニュースには「正しく読まないと、かえって誤った判断をしてしまう」という側面もあります。特に投資を始めたばかりの方に知っておいてほしい注意点を3つ挙げます。
注意点①:「センセーショナルな見出し」に踊らされない
「株価暴落!〇〇ショック来るか」「金融危機の予兆か」——経済ニュースには、注目を集めるために過激な表現を使う記事が少なくありません。こうした見出しに反応して投資を売却したり、逆に集中投資したりするのは危険です。1つの記事を見て即座に行動するのではなく、複数のニュースソースを確認する習慣をつけてください。
注意点②:「予測記事」と「事実記事」を区別する
「今年末に日経平均は4万円を超える見通し」「円高が急加速する3つの理由」——こうした「予測」の記事は、事実として起きたことを報じる「事実記事」とは異なります。経済の予測は専門家でも外れることが多く、予測記事を根拠に投資判断するのは禁物です。「こういう見方をしている人もいる」程度に受け取るのが正しい読み方です。
注意点③:短期の値動きに過剰反応しない
長期の積立投資をしている人にとって、日々の株価変動は基本的に「ノイズ」に過ぎません。「今日の日経平均が500円下がった」というニュースを見て、焦ってNISAを解約するのは最悪の選択です。経済ニュースを読む目的は「市場全体の流れを大局的に把握すること」であり、毎日の値動きに一喜一憂するためではありません。ニュースを読むほど落ち着いて投資できる状態を目指してください。
ゴリラ博士自身の経済ニュース習慣——正直に公開します
「で、あなたは実際に何をしているの?」——正直に書きます。
私は経済ニュースを自分から追っていません。 毎朝チェックする日課もありませんし、専用アプリを開く習慣もありません。
- 自分から追わない:日経平均やドル円を毎日確認する、といったことはしていません
- たまに目に入ったら見る:SNSやスマホの通知でたまたま流れてきたニュースを、気になったら確認する程度
- 制度の話だけは押さえる:NISA改正など「ルールが変わる」ニュースだけは見る
- 積立は何があっても変えない:暴落・円安のニュースが来ても、オルカンの積立設定はそのまま
最初の頃は私もニュースを気にしていました。でも3年続けてみて、短期のニュースは長期のインデックス積立にほとんど影響しないと実感し、自然と距離を置くようになりました。情報を減らした方が、不安に振り回されず淡々と続けられる——これが私にとっての「鈍感力」です。
もちろん、これは「ニュースを見るな」という主張ではありません。相場が好きで毎日チェックするのが苦にならない人は、それでいいと思います。ただ私のように「見ると不安になって行動を変えたくなる」タイプなら、思い切って距離を置く方が積立は続けやすい、というのが3年やってみた実感です。
免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。実際の投資判断はご自身の責任のもと、必要に応じて専門家にご相談の上で行ってください。
参考資料
最終更新日:2026年04月13日